社内の人や得意先・取引先の担当者が病気や事故で入院した場合、相手の病状や相手家族の状況などを確認してからお見舞いにいくことが大事です。会社関係のお見舞いで注意したいことをまとめました。
お見舞いは心配りが必要
社内の人や得意先・取引先の担当者が病気や事故で入院した場合、会社を代表して、あるいは個人でお見舞いに行くことがあるでしょう。相手は心身ともに弱っている状態ですから、慎重な心配りが必要です。まず、お見舞いに行ける状態かどうかを家族に確認してください。
お見舞いに行かないほうがよいのは、入院直後・手術前後・重体の時、入院が短期間(数日)の場合、本人が見舞いを辞退している場合などです。
注意すべき点
- 病院の面会時間に合わせて行く
- お見舞いの挨拶は「おかげんはいかがですか」「どうか1日も早くお元気になられますようお祈りいたします」程度にして、病気・病状についてあまり深く尋ねないこと
- 食事制限があるかもしれないので、お見舞い品で食べ物を持参する場合は、事前に情報を集めておきましょう
- 大勢で見舞いにいかないこと
- なるべく短時間で切り上げて、相手を疲れさせないようにしましょう
- 派手な服装、香水、厚化粧は避けるようにしてください
慶弔のマナーは、地域、状況、会社の方針、宗教などによって、まったく異なります。ですから、その都度、最適な方法を選んでください。すべてに共通しているのは、相手を思いやる気持ちです。めでたいことは心から祝福し、不幸なことについては供養や励ましの気持ちを持って臨みましょう。
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