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クッション言葉で、会話美人

「恐れいりますが」のようなクッション言葉を使うことで、ダイレクトには言いにくいこともソフトな印象を与えつつ、こちらの言いたいことを伝えることができたり、相手の気分を害することを避けることができます。

クッション言葉」って、知っていますか? これは「してください」や「できません」という言葉を、もう少し柔らかく丁寧に伝えるための言葉です。相手に何かをお願いする時や断る時などに上手に活用すれば、言いにくいことも、グっと伝えやすくなりますから、是非マスターしてくださいね。

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クッション言葉を活用して、ソフトなニュアンスに

用件の前に一言、「クッション言葉」を付け加えるだけで、相手への思いやり、申し訳ないという気持ち、へりくだる気持ちを伝えることができます。

たとえばオフィスで、「これ、ファックスしておいてくれる?」と言われるより、「忙しいところ悪いんだけど、これファックスお願いできる?」と言われたほうが、同じ内容を伝えているにもかかわらず、受ける印象が全然違うと思いませんか? これが「クッション言葉」です。

お願いするときは、命令形を丁寧に

何か頼みごとをされる時に、命令されていると感じると、誰でも不快な気持ちになりますね。相手に快く引き受けてもらうためには、命令形の言葉を、丁寧な形にする必要があります。コツは「~していただけませんか?」のように「お願い」して「質問」することです。こうすれば「命令」されたとは感じませんね。

    【例】
    ・お書き下さい。
    →お手数ですが、ご記入をお願いいたします。
    →お手数ですが、ご記入ください。

    ・少々お待ちください。
    →恐れ入りますが、少々お待ちくださいませ。
    →恐れ入りますが、少々お待ちいただけますか?

    ・ご連絡先を教えてください。
    →差し支えなければ、ご連絡先を教えていただけますでしょうか。

■前につけるだけで大変身! お願いをする時のマジックワード

  • 恐れ入りますが
  • お手数ですが
  • 恐縮でございますが
  • 申し訳ございませんが
  • できましたら

■お願いの最後の表現を変えるとぐっと丁寧に
・してください
→していただけますか
→していただけませんでしょうか

・お願いします
→お願いできませんでしょうか

お願いをする時よりも、難しいのが「断る」時。相手の気持ちを害さないで、断る表現方法をお教えしましょう。

断るときは「感謝の気持ち」で

日本人は特に、「断る」ということが苦手な傾向にあるようです。相手の気持ちを傷つけたくないという心理が働くのかもしれませんが、依頼されたことを全部引き受けるわけにもいかないでしょう。断るときは、「せっかくですが」、「ありがたいお話ですが」のように感謝の気持ちを伝えると角が立ちません。

    【例】
    ・できません
    →申し訳ございませんが、いたしかねます。

    ・やめておきます。
    →せっかくですが、辞退させていただきます。

    ・やりません。
    →ありがたいお話ですが、今回はお受けしかねます。

■前につけるだけで大変身! 断る時のマジックワード

  • 申し訳ございませんがv
  • 恐縮でございますが
  • お役に立てず、恐縮でございます
  • ご期待に添えず、大変心苦しいのですが
  • ありがとうございます。心苦しいのですが
  • あいにくですが

表現を変えるだけで、柔らかい印象に

クッション言葉ではありませんが、言い方を変えるだけで、相手に与える印象がずいぶん変わる表現があるので、ご紹介しておきましょう。

    ■どうなっていますか?
    →いかがでしょうか?

    ■どうしましたか?
    →いかがなさいましたか?

    ■わかりません。
    →申し訳ございませんが、分かりかねます。

    ■どうしますか?
    →いかがいたしましょうか?

    ■何ですか?
    →どのようなご用件でしょうか?

    ■来てください
    →ご足労願えますでしょうか?

ご覧の通り、少し言葉を加えたり、言い方を変えたりするだけで、グっと丁寧な印象に変わりますね。クッション言葉や丁寧な言い方は、「相手への思いやり」。クッション言葉で、上手にコミュニケーションをはかりたいものですね。

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