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節約体質が作る、あなたのマイナスイメージ

あなたのオフィスでは、日頃、どんなECO対策や節約のための工夫をしていますか? 今回は、よかれと思って励んでいる節約が、あなたのイメージダウンにつながっていたら……についてお届けします。

最近では、すっかり「ECO(エコ)」という言葉が定着しましたが、あなたのオフィスでは何かECO対策が取られていますか? 「エアコンの設定温度を下げる」「ゴミの分別」など、それぞれのオフィスで「ECO」に関する工夫がされていることと思います。

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本来、捨ててしまうものを再利用することでゴミを減らし(=ECO)、全体の使用量を減らすことができる(=節約)など、ECOを意識すると自然と節約にもなるということが、結構あるものです。

オフィスでできるECO活動

  • エアコンの設定温度を夏は高め、冬は低めに設定する
  • ペーパーレス化(文書は、可能な限り電子保存)
  • 使用する紙を減らすため、両面コピーする・2面に割り付ける
  • 再生紙を使う
  • お昼休みは、オフィスの電気を消す
  • エレベーターを使わないようにする
  • ゴミの分別
  • 電子メール、HPの無駄なプリントアウトはしない
  • 送れるものは、ファックスではなく電子メールで

などが挙げられます。

エアコンの例に取ってみても、冷房の場合、エアコンの設定温度を1度高くすると、10%の省エネにつながるなど、地球にも優しいECO。紙を両面使う、電気をこまめに消すなど、小さなことですが、これらの努力・工夫をすることで、ECO対策にも経費削減にもなって、一石二鳥ですね。

でも何でもかんでも節約したらいいというものでは、ありません。注意しないと自分では節約しているつもりが、実は、ビジネスマナーの点からいくと逆にマイナスイメージを与えてしまう……ということがあるのです。

ECO対策も万全、しかも節約にもなると思っていたことが裏目に出てしまったなんてことは、ありませんか?「そんなつもりじゃなかったのに……」という例をご紹介しましょう。

FAXでの失敗

  • ファクスを送るのに裏紙を使ったら、もともとあった裏の文字まで透けて先方に届いてしまい、送信相手から「読めません!」と苦情がきた。
  • 紙の使用枚数を節約しようと、A4用紙1枚に文字の大きさを小さくして、ぎっしりと打った一面文字だらけの文書をファックスを送信したら、文字がつぶれて読めないと先方から電話が入った。

■解説
一度コピーした用紙や、書き損じた紙を捨ててしまわずに、ちゃんと使うのも、ECOと節約の第一歩。社内文書やメモ用紙などで使うには問題ありませんが、相手がいるファックスや社外文書などに使用するのは、ビジネス・マナー違反。上に挙げたような失敗が起こります。

また、1枚の紙に文字をぎっしり詰め込んだ文書は、ただでさえ読みにくいもの。ファックスを通すと、さらにインクがにじんで読みにくくなります。ファックス文書の場合は、文字を少し大きめにして行間も少し広めに取る配慮が必要です。ファックス1枚で、「一体、どんな会社だ!?」と評判を落としかねませんから、注意しましょう。

お茶出しでの失敗

お客様に、コーヒーをお出しする際、ミルクとスティックシュガーを添えて、上司の分も一緒に応接室へ。ところが、お客様がお帰りになった後、上司は怒りでカンカン!話によると、上司に出したコーヒーのスティックシュガーの包みに、コーヒーのしみがついていたのだそう。「これが、お客様にお出ししたものだったら、どうするんだ!」と大目玉をくらった。

■解説
お出ししたコーヒーのスティックシュガーは、お客様が使わなかったら、捨てずに取っておき、次回に使うのは問題ありません。でも、いくら使っていないスティックシュガーでも、お客様がコーヒーがこぼして、しみがついていないか、または、破れていないかなどは、ちゃんとチェックすべき。いくら使っていないからと言って、汚れたもの、またはよれよれになったものをお出しするのは、マナー違反です。

電気を消すタイミングでの失敗

会議が終わり、入り口に一番近い私が、電気をパチリと消した。ところが、「まだ中に人が残っているじゃないの! 失礼でしょ!」と先輩が血相を変えて怒っている。

■解説
会議が終わり、なるべく早く電気を消そうという姿勢は、良いのですが、まだ人が会議室にいる、特に社外のお客様がまだいらっしゃるのに、電気を消すのは、マナー違反です。電気を消すのは、どなたもいなくなったことを確認してから。これは、家庭でも同じですよね?

時間がもったいないので、電話をしない!?

訪問先との約束の時間に遅れそう。でも「電話をかけている時間がない!電話をかける時間があれば、先方に向かおう」と猛ダッシュ。先方には、約束の時間の10分遅れで到着。さらに、スーツもよれよれ。

■解説
時間の節約もほどほどに。遅れそうな場合は、必ず途中で連絡を入れるべきです。連絡をしないで、遅れるよりも、少しゆっくり歩きながらでも「申し訳ございません。10分ほど遅れます」と連絡を入れたほうが好印象ですし、先方もその10分の間にあなたがいつ来るかとやきもきすることなく、他の仕事を片付けることができるかもしれません。

「ECOと節約」自体は、もちろんとても良いことです。でも、それで取引先の方やお客様にご迷惑をかけたり、自分自身の印象を下げてしまうことがあっては、いけません。ビジネスマナーと節約の関係、よく考えてみましょう。

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